大人矯正ろぐ

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[矯正日記2-4]マルチブラケットの選択肢。費用を抑えつつ目立たない矯正器具は?

こんにちは。

 

精密検査を経て矯正の処置の方針が決まり、矯正装置を選ぶ段階となりました。

基本的にはマルチブラケットという、歯一つ一つに取り付けた器具にワイヤーを通して歯並びを変化させるというやり方です。

 

あの「ガチャガチャ」した装置ですね。

この矯正装置ですが、様々な種類があって費用や見た目が異なります。

 

この記事では今回歯医者で紹介された種類を紹介し、選択までの経緯を紹介していきます。

マルチブラケットの種類

マルチブラケットは歯に取り付ける「ブラケット」と、ブラケットに通して歯を動かす「ワイヤー」から構成されます。

ブラケットの種類と特徴

メタルブラケット

 薄くて丈夫

 価格が比較的安い

 銀色なので目立つ

 金属アレルギーの場合は不可

 

ホワイトブラケット

 色が白っぽく目立ちにくい

 価格がメタルブラケットよりも高い

 メタルブラケットよりもサイズが大きい

 

セルフライゲーション

 弱い力で動かすので痛みが少ない

 矯正スピードが速い

 価格が高い

 

メタルブラケットとホワイトブラケットはワイヤーをゴムで固定する一方、セルフライゲーションは本体にフタが付いておりゴムは使いません。

そのため、セルフライゲーションは過剰な力が歯に加わらず痛みが少なく済みます。

 

また、1990年代半ばにアメリカで「強い力よりも緩やかな力の方が早く歯が移動する」という事が発見されており、セルフライゲーションの方が矯正スピードが速くなるとのことでした。

 

価格重視なら⇒ メタルブラケット

見た目重視なら⇒ ホワイトブラケットかセルフライゲーション

高くても早く痛み少なく処置したいなら⇒ セルフライゲーション

となりますね。 

ワイヤーの種類と特徴

メタルワイヤー

 ホワイトワイヤーよりも安価

 銀色で目立つ

 

ホワイトワイヤー 

 新品時は白色で目立ちにくい

 表面のコーティングが剥がれた場合にメタル部分が出てきて目立つ可能性がある

 メタルワイヤーよりも高価

提案された組合せ

以下は、歯医者で提案された装置の組合せとその費用です。

1.メタルブラケット+メタルワイヤー(65万円)

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2.クリアブラケット+メタルワイヤー(70万円)

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3.クリアブラケット+ホワイトワイヤー(75万円)

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4.セルフライゲーション+ホワイトワイヤー(80万円)

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どれも「高ー!」って思ってしまいますが、そに加えて毎月の調整料数千円、保定装置料金6万円がかかります。

 

このように写真を見比べてみると、メタルブラケットは銀色が目立ちますね。

上下両方の歯を矯正する場合には「クリアブラケット」か「セルフライゲーション」がいいかなという印象です。

結局どれにしたか 

私は2番目の「クリアブラケット+メタルワイヤー」にしました。

費用を抑えつつできるだけ目立たない矯正装置の選択です。

 

ブラケットに関しては、メタルブラケットは目立つのでNG。セルフライゲーションはちょっと高い。

 

ワイヤーは最初ホワイトワイヤーを考えていましたが、「剥げて余計に目立つのは嫌」、「歯自体真っ白じゃないからワイヤーが余計に目立つ気がする」という点から、メタルワイヤーにしました。

まとめ

ブラケットとワイヤーの種類・特徴、歯医者で提案された組合せを書きました。

 

最も目立たない器具=「クリアなブラケットに白いワイヤー」かと思いますが、費用を考えて「クリアブラケット+メタルワイヤー」の選択です。

以上、矯正器具についてでした。 

装着したときにはまたブログで紹介します。