こんにちは。
前回まで治療準備の記事を書いてきましたが、ここから治療開始となります。
最初に行われるのが埋伏歯の処置。
現時点で上顎の左犬歯が内向きで斜めに生えており、完全に埋まっている状態です。この歯にワイヤーを取り付けて引っ張っていく予定ですが、今回は引っ張る側の器具を取り付けました。
付けて感じたのが非常に邪魔ってこと。。。
仕方ありませんが、これを1、2年付けるとなるとちょっと辛いですね。
取付た時のことを詳しく書いていきます。
埋伏歯の処置の方針
今:左上の犬歯が斜めに生えており完全に埋まっている
1:牽引用の器具を装着する←今回
2:開窓して埋伏歯にボタン取付
3:器具とボタンをワイヤーで結ぶ
最初はどうやって内側に向いた歯を外方向に向かせるのかと思いましたが、まずは下方向に引っ張って埋伏歯の先端を上顎から出させるようです。
今回取り付ける器具がその役割を果たします。
牽引用の器具
器具はあらかじめ模型を使って形状が作られていました。
そして取付の時に実際の口に合わせてペンチを使って形を整えていきます。
取り付けた写真がこちらです。
奥歯から奥歯にアーチ状に針金が渡っており、その途中に埋伏歯の牽引部分があります。
固定部分からツノのようなものが出ていますが、これがテンションになって外れにくくなっています。
実際に手で引っ張ろうとしても動きませんでした。
あと針金は結構固いです。
なので多少触れても変形しません。
装着後の感想
まだ処置第一段階の牽引器具をとりつけただけの状態ですが、「しゃべりにくい」、「食べ物が挟まる」、「舌に触れて邪魔」など、とにかく外したい衝動に駆られました。
この様子だと当分の間は不自由な思いをしそうです。。。
特に食事中はやたら食べ物が絡みつきます。
例えばほうれん草とか春菊のような柔らかいものは、針金にぐるぐる巻き付いて中々取れません。。。
痛みはどうかというとこちらは問題ありませんでした。
取付の時に形を整えてくれていましたし、尖らないように丸みを帯びて作られています。
あと、見た目の変化が無かったのも救いですね。
いきなり歯の表面にブラケットが取り付けられてしまうのかと思っていましたが、処置の最初が埋伏歯で良かったです。
まとめ
埋伏歯の牽引用器具の取り付けについて書きました。
はじめて口の中に器具をセットしたことになりますが、こんなに邪魔と感じるとは思いませんでした。
食事中はもちろんですが、何もしなくても舌が器具に当たって非常に邪魔ですね。
まだ始まったばかりですが、なかなか辛い歯列矯正になりそうです。。。