大人矯正ろぐ

矯正と埋伏歯を中心に歯にまつわる情報を発信中

[矯正日記4-1]やはり気になる見た目。上の歯に矯正のブラケット取り付けた。

こんにちは。

 

現在、埋伏歯(永久歯が歯茎に埋まったままの歯)を引っ張り出す治療を行っています。

 

前回の記事ではようやくその歯が見えるようになったことを書きました。 

この埋伏歯は骨への癒着によって全く動かない可能性もありましたが、既に動き出していますのでその心配無し!

 

今度はこの埋伏歯が入るスペースを確保するために上の歯にブラケットという器具を取り付けです。

 

あのガチャガチャしたやつですね。

 

実際に取り付けてみると、、、やっぱり目立つ。。。そして痛い。。。

 

どんな辛さがあったか紹介していきます。

 

 

これまでの経緯

22歳で大人乳歯&埋伏歯発見→放置

29歳で大人乳歯折れる→歯医者へ

その後インプラントやブリッジ等の処置方法と悩みながら、矯正治療を選択。

治療開始後は、精密検査を行ったり、歯型を取ったり、埋伏歯を引っ張り出すための手術を行ったりとほぼ毎月歯医者に通う日々。

そして手術の1年後にようやく埋伏歯が見える位置まで出てきた。

 

とこんな感じです。

 

本当は22歳の時点で治療を始めておけば良かったんでしょうが、様々な理由から放置してしまいました。

 

その時の状況はこちらで詳しく書いています。

抜かずに生かした大人乳歯。処置せず放置した理由とその影響。

 

器具の種類

今回の治療で取り付けられたのは『クリアブラケット+メタルワイヤー』の組合せです。

 

歯の個々の表面に取り付けるのがブラケットで、それぞれをワイヤーで連結させて歯並びを変化させていきます。

 

ブラケットには一般的にメタルとクリア(半透明)がありますが、私はクリアを選びました。

クリアは値段が高い、ブラケットのサイズが若干大きい、メタルに比べて脆いなどのデメリットもありますが、目立ちにくくしたいと思いこちらを選んでいます。

 

ワイヤーにもメタルとホワイトがありますが、今回選んだのはメタルワイヤー。

ホワイトワイヤーの方が歯の色に近いんですが、表面の塗装が剥がれたり、白が余計に目立つという話もあったのでメタルにしました。

 

選んだ流れはこちらで書いています。

[矯正日記2-4]マルチブラケットの選択肢。費用を抑えつつ目立たない矯正器具は?

 

何が辛い?

埋伏歯を引っ張りための器具は口の裏側でしたので、正面からほとんど見えません。

口の中なので当然邪魔ですが、 見た目を気にすることはありませんでした。

 

しかし今回取り付けたのは歯の表面。

 

少し口を開けただけでも器具とワイヤーが丸見えです。

 

1ヶ月くらい経過してようやく気にしなくなりましたが、それまでは不自然に口を閉じたりマスクをしたりと周りの反応を伺う日々でした。

 

 

口元はこんな感じです。

最初は細いワイヤーから始まって徐々に太くしていくとのことなので、きっと治療が進むともっと目立ちやすくなるんでしょうね。。。

f:id:yorimichi_ticket:20180416223939j:plain

 

 

そして食事中は器具に様々な食べかすが挟まります。

 

舌で簡単に取れる場合もありますが、なかなか取れないと口がもぐもぐ動き出します。

これは一緒に食事をしている人にとってはいい気分にはなりませんよね。

 

ですので人との食事は気を使いますし、外食は消極的になりました。

すぐに歯を磨ければいいんですが、なかなかそうはいきませんからね。

 

そして痛みです。

 

ブラケットが当たって口内炎が出来たり唇の裏が傷ついたりします。

ホワイトブラケットはメタルブラケットよりもサイズが若干大きい作りなので、余計に唇に当たるんですよね。

 

矯正中は歯医者でワックス(器具を覆う粘土のようなもの)をもらうことができるのでこれで痛みを和らげていますが、放置すると傷がどんどん広範囲になって食事が一層辛くなります。

 

歯をワイヤーで動かす時の痛みも辛いです。

私の場合には治療後2日後がもっとも痛みましたね。

 

歯が動いている証拠と言い聞かせてなんとか過ごしていますが、念のため痛み止めを常備しています。

 

このようにブラケットによる矯正では『見た目』と『痛み』がもっとも辛いと感じました。

 

まとめ

先日初めてブラケットを取り付けましたので、その状況を書いてきました。

 

器具の種類は「クリアブラケット」ですので、比較的目立ちにくいですが、やはり周囲の目は気になります。

 

特に人との食事では、食べるものを選ばないと、「いつの間にか器具に食べ物が付いていた」なんてことは大いにありえます。

 

処置完了まではまだまだ長い道のりですが、我慢して続けていくしかないですね。