こんにちは。
上の歯の矯正治療を始めて数か月が経過しました。
歯並びの変化はこちらで書いた通りで予想以上に早く現れています。
ただ毎月歯医者に通う必要があったり、その度に痛みが生じるといのはなかなか辛いものです。
毎月通って何してるの?と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
処置内容や、調整後の痛みなどを紹介していきます。
当日の内容
①器具の取付確認
まず診察室に案内されると「器具が外れたり異常はなかったか?」ということを聞かれます。
私が通っている歯医者では歯科衛生士による対応です。
毎回異常がある訳ではありませんが、「埋伏歯を引っ張っている針金が当たって痛い」だとか「ワイヤーが唇に当たるから直して欲しい」というような話をしています。
話した内容は歯科医師に伝わり、調整の際に対応してもらえます。
②ブラッシング
毎回歯磨きをされます。
自宅でしっかりと歯を磨いてから歯医者に向かっているにも関わらず、「なぜ?」と思っていたんですが、どうやらブラケットの内部が磨かれているようです。
自宅ではゴムとブラケットの間までブラシを入れることができませんので、ゴムを外した時でないと綺麗にできません。
ワイヤーを固定しているゴムが外されてその状態でブラッシングが行われます。
ゴムやワイヤーは交換されますがブラケットは基本的に付けっぱなしなので磨かないと衛生的に良くないですね。
③器具の調整
続いて以下のような器具の調整が行われます。
- 埋伏歯用金具の調整
- ブラケットの調整
- 上の歯のワイヤーの調整
- バネや糸で力の方向を調整
まず、埋伏歯用金具の調整ですが私の歯には埋伏歯があるので、それを牽引するために取り付けられているものです。(通常の歯列矯正であればこの金具は取り付けられていません。)
これが一度取外されてペンチのようなもので形状を変えて、牽引方向や引っ張る力を変えられます。
下の写真がその金具です。上顎の内側に左右に渡って取り付けられています。
続いて歯に接着されているブラケットの位置を調整します。
これは毎回調整するというわけではありません。
必要に応じて行われる処置ですが、接着剤が強力でブラケットを剥がす時は結構怖いです。
それからワイヤーの調整が行われます。
進捗や処置の方針によって種類や太さが変更され、形状を変えながらブラケットに取り付けられます。
さらにこれらのブラケットやワイヤーにはバネや糸、ゴムなどが取り付けられる場合があります。何度か取り付けられていますが、煩わしさが倍増して慣れるまで大変でした。
④レントゲン
必要に応じてレントゲンの撮影があります。
おそらく一般的な矯正ではほとんど行われないと思います。
私は埋伏歯の位置の確認として数回撮影されました。
④処置の説明
最後にその日行った処置の内容について歯科医師から説明があります。
「この歯がこうだからこっちに引っ張っている」とか「ここはこんな処置をした」などです。
「ワイヤーを太くしたから痛むかも」なんてことを言われたこともありました。
患者にとってはどんな処置が行われたか分からないまま進められるのは不安ですね。
分かり易く教えてくれる歯医者であれば安心して通えます。
歯医者選びも記事にしているので参考にしてみてください。
⑤支払いと次回の予約
最後に支払いを済ませ、次回の予約を行なって終了となります。
費用は私の通っているところで6000円です。
これが2、3年かかるので負担は大きいです。
調整後は歯が痛い
調整を行なった後に生じる痛みはとても辛いものです。。。
食事の際に、奥歯が痛めば噛めなくなりますし、前歯の場合には噛みちぎることができなくなります。
この状態の間は柔らかい食事のメニューにしたり、痛み止めを飲んで耐えるしかありません。
これまでの経験では調整後の2日目がピークで、その後徐々に和らいでいく感じです。
食事を伴うイベント前(例えば結婚式やBBQなど)には絶対避けるべきですね。
1週間も過ぎるとほとんど痛みは無くなります。
まとめ
1ヶ月ごとの歯列矯正の治療内容について書きました。
治療は、
器具の取り付け確認→ブラッシング→調整→(レントゲン)→処置の説明→支払いと次回の予約
という流れになります。
およそ30分の内容で、費用は5000円位が相場と思います。
痛みについては調整すれば必ず出てくるので我慢するしかありません。
ワイヤーが太くなればなるほど痛みが増します。
毎月費用もかかるし痛みもあるので何かと大変です。
それでも開始した以上、通い続けるしかありませんね。