こんにちは。
先日衝撃的な記事を見つけました。
東洋経済オンラインの『ヤブ歯科医に騙されがちな人が見落とす盲点』という記事です。
「ヤブ歯科医」という文字を見ても、「そりゃ世の中にはいるだろうな」とか「自分には関係ないな」とそう思ってしまった私ですが、、、
記事を読み進めていくうちに、「こりゃ騙されてもおかしくないかも…」と不安に感じてしまいました。
騙されてしまう理由にネットの口コミが挙げられていますが、 観光地も居酒屋も商品購入の時など私もよく参考にします。
「単にネットの口コミを鵜呑みにしてしまうとトラブルの原因になりかねない」それを思い知らされた記事でした。
口コミは良いのに…
記事の概要は以下です。
とある歯医者が患者の歯を勝手に削ったとして逮捕された。
過去にも患者とのトラブルは多かった。
しかしネットの口コミを見ると「★★★★★」のいわゆる「評判の良い歯医者」。
ネットの評判はいいのに実際に処置してもらったら口コミとはかけ離れた対応。
どうしてか。
どうやら「良い口コミ」はサイト掲載のオプションサービスやアルバイトへの報酬によって書き込まれている場合がある。
同時にニセモノの情報として書き込んでもらうことが常套手段となっているサイトがあるらしい。
どうやって選ぶ?
記事に書かれているような業者の口コミばかりとは限りませんが口コミは参考程度にして、それ以外にも自分で調べるということが必要になりそうです。
知り合いに聞いてみる
やはり生の声というのは信頼が置けます。
意外に近くの知り合いが情報を持っていたりします。
私も矯正歯科を探している時に、妻の家族に話してみたところ「この辺では○○歯医者の評判がいい」という情報を貰うことができました。
実際に相談に行ってみたところ、30分以上かけて歯の状態や治療について話をしてくれるなどとてもいい先生でした。(遠距離ということで自宅近くの歯科医院にお世話になることにしましたが。)
インターネットの書き込みではどうしても匿名性が高いので信頼に欠けてしまいますし、こちらが知りたい事が100%書かれているとは限りません。
知り合いの家族や、知り合いの友人と間接的に情報が貰える場合もあるのでまずは生の声を聞けるように調査してみるのがいいかもしれません。
歯科医院のHPを確認
あらかじめホームページで情報をチェックしておくことは重要です。
その歯科医院がどんな治療を行っているのかや雰囲気を知ることができるためです。
まずは歯科医が所属する学会や認定資格を確認します。
続いて所持している器具やその衛生面。あくまで文面上の方針ということになってしまいますが、意識している医院であれば「使用後はこれで洗浄して…」などの記載があるはずです。
さらに処置室が個室なのかどうかなども医院によって異なります。
また、HPに書かれている文章が誇張されていたり、宣伝中心のないようであれば注意が必要です。トラブルが多い場合、新規患者中心の経営となって必然と宣伝が多くなります。
実際に行く
良さそうな歯医者が見つかったら実際に相談に行ってみましょう。
基本的にいきなり処置はあり得ません。
患者の希望はもちろん、歯の状態をしっかり検査しないと悪化する場合があるからです。処置の方針の説明があり、検査が行われ、こちらの意見を聞いてくれるかどうかを確認します。
歯科医とうまくコミュニケーションが取れそうかどうかも大切です。
院内の雰囲気や通いやすさも考慮しながら決めていきましょう。
まとめ
東洋経済オンラインの歯医者の記事を読んで「口コミだけで選んだらマズイ」ということを感じたのでその記事を紹介することにしました。
匿名性の高い口コミでは、信頼していいかどうかの判断が付きませんので、他人の意見以外にも自分自身で歯科医院について調べることが重要ですね。
実際に通ってみて雰囲気や先生との相性を知ることも大切です。
間違った治療が行われ大切な歯が失わることが無いよう、歯医者選びは慎重に行いたいものです。