大人矯正ろぐ

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歯の痛み対策。矯正中の私が食事のときに試した5つの方法。

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こんにちは。

矯正を始めて1年以上経過しています。現在、埋伏歯という埋まったまま出てこない歯があったので、その歯を引っ張りつつスペース確保のための矯正を行っています。

 

矯正後に歯が動こうとするときの痛みはとても辛いですね。

普段の生活の中でもズキズキと痛みますし、食事中は噛むことができなくなるほどです。

 

今回は、歯が痛む理由や痛み方、その痛みを軽減するためにやってみた5つの方法を紹介します。

なぜ痛むのか

こちらの歯科医院のサイトを参考にさせてもらうと、

実はこの謎は完全に解明されていません。

ただし現在有力な説は、“歯の移動に伴う組織破壊と修復による炎症反応”“移動に伴い歯髄内の血管が圧迫され血行障害”が起きると考えられています。

とのこと。

まだ理由は解明されていないんですね。

炎症は「筋肉痛」、血行障害は「肩こり」や「足のしびれ」なんかに例えられていました。

これなら少しイメージしやすいかもしれません。 

どんな痛み?

痛みを言葉にするのは難しいですが、「ジンジン」「ズキズキ」で血流に合わせて痛みが出ている感じです。食事中は痛みがより大きくなって触れた瞬間に「ズキン」と現れます。

 

上下でも痛みの感じ方が異なるように思います。上の歯の痛みはピンポイントで、下の歯の痛みは広範囲という具合です。個人差もあるでしょうし、よく使用する歯や痛む場所にもよるのかもしれません。

過去には痛すぎて寝付けないこともありました。痛みがひどいと食事は取れない上に寝不足になって精神的に参ってしまう事もあります。

痛むときに何をした?

私が実際に試した内容です。食事の際に行ったことを紹介します。

全く痛みが無くなるという訳ではありませんし、人によって感じる効果も違うとは思います。

食塩水で口をゆすぐ

効果:★★☆☆☆

食塩水には以下のような効果があるようです。

炎症を起こしている部分から余分な水分を取り除く脱水作用により、炎症による痛みを緩和する効果があります。参考:https://hapila.jp/salt-waterbrine-gargle

実際の効果はというと「なんとなく和らいでいるかな?」という程度です。

私にはあまり効かなかったので、一度きりでそのあとは行っていません。

食事メニューを変える

効果:★★★☆☆

食事中のことですが、これは多くの人が最初に考える内容かもしれませんね。

柔らかい料理にしたり、細かくすることで噛む回数を減らせるので痛みが軽減できます。

・そうめんや蕎麦などの柔らかい麺類
・雑炊
・お茶漬け
・卵かけご飯
・スープ

このようなメニューであれば、比較的容易に食事をすることが可能です。

私の場合は、大抵そうめんですね。。。

冷やしながら食べる

効果:★★★☆☆

冬は辛いですがこれをよくやっています。

食事の前に冷たい飲み物を準備しておき、噛んでいる時に時間を空けながら飲み物を口に含んで痛む部分を冷やすというやり方です。

何となくですが痛みが麻痺するような感覚になります。

お腹を冷やしてしまったり、食べ物を流し込むようなことがないように注意が必要です。  

お酒を飲む

効果:★★★☆☆

お子さんは無理ですが、少し痛みが麻痺します。

ただ、ある程度の酔いにならないと効果が出てきません。

これで肉を食べることができたので、効果はそこそこあると思います。 

痛み止めを飲む

効果:★★★★☆

市販の痛み止めでも十分効果がありました。

多少の痛みは残りますが、通常の食事を比較的普段通り食べることができます。

寝付けない時なども効果的ですね。 

ただあまり痛み止めに頼りすぎると、炎症が抑えられて歯の動きが悪くなるということもあるようなので、歯医者の先生と相談しながら使うといいかもしれません。

まとめ

矯正で痛みが現れたときに行なった対処を紹介しました。

どれも完璧に痛みを無くす方法ではありませんが、個人的には「冷たい飲み物で冷やす」という方法をよく行なっています。

 

痛みは大抵2~3日で治まりますがその間は我慢が必要です。少しでも普段の生活や食事に影響が無いようにしたいですね。

痛みが嫌で矯正を放棄してしまった、なんてことにならないように痛みとうまく付き合っていくことが必要になってきそうです。