こんにちは。
2年半の治療を経てようやく矯正器具が取り除かれました。
本来の目的であった「埋伏歯を引っ張り出す」ということも問題なく行われ、埋まっていた歯も含めてきれいに揃っています。
矯正は終わりましたが、治療が完全に終わったわけではなく、今後も歯医者に通わなければいけません。
というのも今後は、保定期間ということで口の中にリテーナーという器具を入れて、矯正した歯が戻らないようにする必要があります。
「矯正終わってスッキリ!」ってなるのかと思いましたが、リテーナーが取り付けられてそうもいきませんでした。今回は、矯正による歯並びの変化や取り付けられたリテーナーについて紹介していきます。
リテーナーが付いた
上の画像は今回取り付けられたリテーナーです。
当分の間は食事や歯磨きの時以外は装着しておき、歯並びの変化を防止します。
このリテーナーの費用ですが、私は1万円上乗せして白いワイヤーにしました。これで約5万円。通常は歯を押さえるワイヤーの部分が白い樹脂ではなくが銀色のメタルで4万円とのことでした。
知り合いの銀色のリテーナーが結構目立っていたので見た目を気にして白色をお願いしました。まぁ、日中に取り付けるのは3ヶ月くらいらしいので、普段からマスクをしたり人に会わないなど銀色でも気にならない人はメタルのままでいいと思います。
形状は前回の治療の際に口の中の型取りを行っているので、自分に合ったものとなっています。私の場合は上の歯だけが作られました。
下の歯はというと、歯の裏側にワイヤーが接着剤で固定されています。
(型取り直後だったのでピンクの型材が残ってしまっています。。。)
リテーナーは意外に大変
これまで歯全体につけられていた器具に比べたら口の中の煩わしさは減りましたが、リテーナーも意外に大変な部分があります。
まずは滑舌が悪くなること。
リテーナーのベースの部分が上顎に張り付いている状態なので、舌の動きが悪くなってしっかりと喋ることができません。また連続して喋っているとリテーナーとの間に唾液が溜まってきて、変な喋り方になったりします。
とにかくうまく喋れません。。。
そして好きなタイミングで軽食をとることができなくなりました。
何か口にしたい時にはリテーナーを外さないと食べられません。
なぜかというとリテーナーの間に挟まったり、途中で外れたり、最悪の場合には食べ物と一緒に噛んでしまって破損させてしまう可能性があるためです。
たとえ外して食べようとするにも、人前でリテーナーを外すのは気が引けますよね。
なので誰も居ないところに行って(トイレとか更衣室とか)、リテーナーを隠して、、、とやっているとだいぶ面倒なので、そらならば我慢という風になっています。
こんな感じなので、人によってはリテーナーの方が面倒。。。って思う人も多いかもしれませんね。
ちなみに、、、歯並びはどう変化した?
矯正前後の写真を並べてみました。
もともと異常なほどの歯並びというわけではありませんでしたが、治療による変化はしっかりわかります。
まず1つ目の大きな変化が右上の犬歯。画像だと右側の尖っている歯です。
以前は完全に埋まった状態だったので全く見えていませんでしたが、現在は本来の位置に出てきています。
上あごを手術で切り開いて…埋まっている歯に器具をつけて…引っ張り出して…と、なかなか大変な治療でした。
2つ目の変化が中央の隙間です。
以前は犬歯が無かったせいでどんどん歯が寄ってしまい、中央に1mm位の隙間ができてしまっていました。
この隙間は矯正によって改善されて、現在は歯と歯がしっかりと接触しています。
今後の治療の予定
普段の生活では今後は当分、このリテーナーを装着しての生活になります。
歯医者では「食事の時」「歯磨きの時」「重要な話の時」以外ではつけておいてくださいと言われました。最初の時期ほど重要ですとも念を押されています。
せっかく透明のリテーナーにした訳ですし、2年半の治療を無駄にしないためにもしっかりとリテーナーを使っていきたいと思っています。
そして、通院は当分の間は以前同様に月1回で、徐々に通う頻度を減らしていくとのことでした。次回はレントゲンや写真撮影などの検査を行い、その次に検査結果の報告とのことです。
まとめ
変化した歯並びと取り付けられたリテーナーを紹介しました。
2年半の治療の成果は大きいです。とてもキレイな歯並びになりました。
リテーナーは半年以上続くと思われますが、何かを食べようとする度に取り外す必要があるのでそれを考えると非常に面倒です。
それでも無駄にはできないので、歯医者での指示通りに使っていくしかないのですが。。。
これが最後の我慢でしょうか。矯正治療中は何をするにしても大変ですね。